wizard

ログ置き場

MEMO LOG

No.166

願い事の話になって、晶君がどうしようかなって悩んでたら
「何を悩んでるんです?」
「えっと、何を願ったらいいのか悩んでるんです」
「それ、誰に願うんですか?」
「えっ!?誰……というか人にお願いするわけじゃ無くてですね……」
「ふうん。何でもいいですけど、俺に願えばいいんじゃないですか?」
「ミスラ……にですか?」
「はい。あなたの願いなら、俺が叶えてやりますよ。ほら、早く言って下さいよ。あなたは何を願うんですか?」
「そう、ですね……ミスラがぐっすり眠れますように。ですかね」
「?あなたの願いを聞いたのに、俺のことを願うんですか?」
よくわからないな……ってなってるミスラに

「ふふっ俺はミスラのことが大切だから、ミスラのことを願ってるんですよ」「……ふうん。晶の願い、叶えてあげますよ。今日は晶の部屋がいいです」「あはは、待ってますね」って二人ですやすや寝てて欲しい……あなたの願いは俺が叶えてやりますよ、なミスラがめちゃ見たい

「どうでした?ぐっすり眠れましたか?」
「まあ、はい。それなりに」(まだ眠いですけど)
「ふふっよかったです!俺の願いごと、叶えてくれてありがとうございます」
って嬉しそうに言うから。あなたがそう言うと思ったから、まだ眠いことを口にしなかったミスラが居るのもいいな~~!ってなりました。

「あなたの願い、叶えてあげたんですから、俺の願いも聞いてくれるんですよね?」
「あっそういう感じでしたか……!?」
「……あなたの願い、教えてくださいよ」
「?俺の願いはもうミスラに叶えて貰いましたけど……」
「まあ、俺なんで」
叶えられて当然ですよ、みたいにふふんってしてて欲しい

「ありがとうございました」
「はあ……晶の願い教えてください」
「ええっと……あっ!ミスラの願いは何なんですか?俺で叶えられることだったら頑張りますので……!」
「だから、あなたの願いを教えてくださいって言ってるじゃないですか」
「……!」(もしかして、それがミスラの願いごとなんですか?)

あははってめちゃくちゃ嬉しそうに笑う晶君。「早く教えてくださいよ」って微笑んでるミスラ。ミスラは、知らないでしょう。俺が、その言葉でどれだけ嬉しいって思ってるか。俺自身の願いが叶わなくても、こんな気持ちをくれるから。
「今日、任務お休みなんです。一緒にお出かけして欲しいです」
「そんなことでいいんですか?」
「あははっ俺にとっては、そんなこと、じゃないんですよ」
街に出て食べ歩きしたり、景色を見たり、静かな場所でお昼寝したり、二人で過ごす時間を満喫して欲しいし、ああ、この時間が何よりも愛おしく感じる。みたいなのもめちゃ見たいです!

ミス晶

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